JALは、GEの航空事業部門であるGEアビエーションと契約し、伊丹空港を拠点とするジェイエアが運航するエンブラエル170型機に搭載されるCF34型エンジンを対象に、日本の航空会社として初めてとなる泡を用いた洗浄方法「GE 360フォームウォッシュ」を導入します。
泡洗浄はCF34型エンジンに対しては世界初の導入になるとともに、リージョナルジェット機に対しても世界初の導入となり、同社が取り組む環境負荷低減に向けた活動の一環となります。
Photo : JAL
JALではCO2排出量の削減のために、定期的に航空機エンジンを洗浄して燃費の改善を図っています。通常は水を使用した洗浄を行っていますが、今回新たに取り入れる泡洗浄では加熱した特殊な泡状の洗浄剤をエンジン内部に注入することで、飛行中に吸い込んだちりやほこりの粒子を化学的に除去することが可能となります。
なお泡洗浄の導入により、燃料を追加で年間最大約82,000リットル削減でき、これはCO2排出量約285トンに相当するものとなるとしています。
