タイ政府は、2022年末までにWHOの宣言を待たずして新型コロナウイスをエンデミックとして扱う方針です。
現在新型コロナウイルスは、世界的流行とされるパンデミック状態にありますが、タイ政府はインフルエンザなどと同様の一定の地域や周期で繰り返し発生するエンデミックとして扱う方針です。
タイの公衆衛生省の顧問は、『新型コロナウイルスが2年以上にわたって流行しているが、現在は流行がコントロールされており、現在はそれほど深刻でありません。この病気は広がる可能性がありますが、深刻ではなく致死率も問題ない。この病気には波がある。しかし、重要なことは、人々が十分な免疫力を持つことです。ワクチンを接種し、効率的な治療システムを構築しなければならない。』と述べました。
また終息待ったり、WHOがエンデミックと宣言するのを待つのではなく、当局が行動を起こさなければ、時間がかかりすぎると指摘しています。
現在欧州をはじめ、エンデミックに向けた動きが相次いでおり、アジア屈指の観光立国でタイがこのような行動を起こすことで、アジアでも今後コロナからの正常化が期待できるのと同時に、観光が回復し航空需要も急速に回復することが期待されます。