アメリカの貨物エアラインのカリッタ航空は、保有する全てのB767Fを退役させる方針であることがわかりました。
これは、同社が内部向けに送信したメールから明らかになったもので、時期は明言しなかったものの、保有する全てのB767Fを退役させ、パイロットのリソースをB777とB747に振り分けるとしています。
現在アメリカでは、多くのエアラインがパイロット不足に陥り深刻な状態となっており、同社はその対策として今後保有機種を簡素化して人員繰りの効率化を目指すものとみられます。
なお同社は、2023年から777-300ERSF(ビッグツイン)の受領を予定していることから、このタイミングでB767Fの退役が始まる可能性があります。Photo : Kalitta Airlines