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ブリティッシュエアウェイズのA321型機が強風に煽られたもののテイルストライクをギリギリで回避

 現地時間2022年1月31日、ブリティッシュエアウェイズのA321neo(G-NEOP)がロンドン/ヒースロー空港に着陸する際に強風に煽られ、テイルストライクをギリギリで回避し、この様子が話題を集めています。

 対象便は、アバディーン発ロンドン/ヒースロー行きのBA1307便となり、悪天候の中ヒースロー空港に着陸を試みました。当時は、ロンドンの3万世帯が停電になるなどの影響を与えた嵐(コリー)がロンドンを襲っている最中で、同機は強風に煽られたものの、ゴーアラウンドをした後に無事同空港に着陸しています。

 動画の通り、同機は危うく尻もちしかける所でしたが、ギリギリで回避しており、当初は滑走路に接触したものとみられていましたが、実際には接触していなかったようです。

 この着陸に関してブリティッシュエアウェイズの広報は『当社のパイロットは、異常気象を含むさまざまなシナリオに対応できるよう高度な訓練を受けており、当社の乗務員は航空機を安全に着陸させました。』と現地紙に対して述べています。

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