ユナイテッド航空が運航を停止しているPW4000搭載のB777-200型機が、2022年2月中にも復帰する見込みであることがわかりました。
昨年2月20日に発生した、ユナイテッド航空のデンバー発ホノルル行きUA328便に投入されたB777-200型機のプラット&ホイットニーPW4000系列型のエンジンが大破したトラブルの影響により、世界的に多くの同型機が運航停止措置となっていますが、ユナイテッド航空は、耐空性改善指令の改修を施し、約1年ぶりに同型機の運航を再開する見込みであるとCAPAが報じています。
同社は、耐空性改善指令が発出された昨年12月に、2022年初旬にも運航を再開できることを期待しているとしており、ほぼ予定通りのスケジュールで復帰させる予定であるとみられ、従来の投入路線である国内線のホノルル線や一部の太平洋横断路線に投入するものとみられます。
現在日本においては、フェリー便のみの運航が認められた状態ですが、今後海外で先行復帰した機体の運航実績などにより、日本において長らく運航が停止されている旅客便への復帰が期待されます。Photo : NTSB