シンガポール航空は、2年振りに客室乗務員の採用を再開したことがわかりました。
同社は、新型コロナウイルスのパンデミックにより、2020年2月以降に全ての採用を凍結し、コスト削減の一環として客室乗務員の早期退職者の募集などを行ったほか、グループ従業員の20%に当たる約4,300人を解雇しましたが、約2年振りに採用を再開します。
既に同社ウェブサイトで応募を受け付けている状態となっており、徐々に国境規制が緩和されていることから、今後の航空需要の回復を見据えた採用再開とみられています。
シンガポールは、徐々に入国制限を緩和している状態となっていますが、この影響によりシンガポール航空の昨年12月の搭乗率は前年の13.7%から46.5%に回復しており、今後も継続して回復することが期待されています。Photo : Singapore Airlines