マレーシア航空は、エアリースコーポレーション(ALC)から25機のB737MAX8をリース導入する契約を締結したことを発表しました。
ALCがボーイングに発注したこれらの機材のデリバリーは、2023年初頭から2026年初頭にかけて行われる予定となり、ALCからのリース機は56機にまで増加する予定となります。
今回の契約は、2016年に同社がボーイングに直接購入として発注した契約を、ALCを通したリース契約に切り替えるものとなり、ボーイングがこの契約オプションを認めて新たに新規契約を結んだものとなります。
今回の契約締結に伴いマレーシア航空の親会社のMAGのIzham Ismail CEOは、「この契約は、ボーイングへの発注条件の見直しと連動しています。長期経営計画で掲げている当社の将来の取り組みに参画していただけるパートナーがALCになったことをうれしく思います。737-8は、その優れた製品と、最大15%の燃費改善をはじめとする航空機性能の向上により、経営戦略の鍵を握っているのです。737-8の導入により、MABは将来のネットワーク戦略をより柔軟に、より俊敏に実行できるようになります」と述べています。Photo : Malaysia Airlines