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セブパシフィック航空、A330neoに続き中長距離路線に投入のA321XLRも詰め込み仕様で244席を設置へ

 セブパシフィック航空は、今後中長距離路線に投入予定のA321XLRも詰め込み仕様となる1クラス244席を設置する方針であることがわかりました。

 同社は、A321XLRを10機導入し、新市場となるロシアやインド線を開設する計画し、そのほかにも第2拠点となるセブから中国北部都市やオーストラリア線などの中長距離路線に同型機を投入する予定で、2024年に2機のA321XLRを受領し、残り8機が2025年から2026年にかけて受領する予定としています。

 同社のMike Szucs相談役は、現在開催されているシンガポール航空ショーのインタビューにおいて、同型機に関しても最大座席数の構成とする方針に変わりが無いとし「我々は常に、化粧室やギャレーの数などと組み合わせた床面積の最適化を考えています」と述べており、カタログ通りとなれば最大座席数の244席仕様となります。

 昨年受領したA330-900neoにおいてもギャレーと化粧室を移動し、メーカーの推奨最大座席数を20席上回る460席構成とすることに成功しており、同社の1クラスの詰め込み仕様戦略はあらゆる機種でもブレることがないようです。
Photo : Airbus

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