スターラックス航空は、同社が導入するA330-900neoの初号機が2022年2月19日に台北に到着する予定であることを明らかにしました。
同社は計8機のA330-900neoの導入を決めていますが、今回受領の初号機を含め2022年末までに4機体制とする計画で初号機は5月から定期路線への投入が予定されています。同型機は、アジア各国の首都路線をはじめとした主要路線に投入するとしていることから、年内にも成田路線に投入されることも想定されます。
なおA330neoの導入は、スターラックス航空にとって初めてのワイドボディ機となり、アジア域内で運用を行う予定で、もう1機種の今後導入予定のA350型機は、早ければ2022年中旬にも受領する見込みとなっており、今後太平洋路線に投入する予定となっています。
スターラックス航空は、同社の成長戦略として台北をハブ化して乗り継ぎ客の獲得に力を入れる方針であることを同社会長が明らかにしていることから、今後日本の地方路線などを含めたアジアの地方都市には既存のA321でネットワークを拡大し、首都圏などの需要が見込まれる海外都市にはA330でニーズを満たし、そして北米路線には機内環境も整い燃費性能の優れたA350を投入し、トランジット客を取り込む狙いがあるとみられています。Photo : Starlux Airlines