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ジップエア、資本金及び資本準備金の額をそれぞれ1億円に減資し中小企業化

 日本航空傘下のジップエアは、資本金及び資本準備金の額をそれぞれ1億円に減資すると発表しました。

 公表された内容は、資本金を89億円から1億円とし、資本準備金を89億円から1億円は減資するものとなり、効力発生日は2022年3月31日を予定しているとしています。なお減少した178億円はその他資本剰余金に振り替えます。

 この対応は、税法上資本金が1億円以下になると中小企業扱いとなり、売上高や従業員数などの規模とは関係なく、税制優遇を受けられることから、これが目的とみられています。

 新型コロナウイルス以降この対応を行う企業が一定数あり、旅行・航空業界ではJTB・スカイマークがこの対応を実行したほか、先日同じく日本航空傘下のスプリングジャパンも3月14日に減資を予定していることを公表しています。Photo : Zipair

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