バンブーエアウェイズは、ボーイングの最新鋭旅客機のB777Xを12機導入する見込みであることがわかりました。
先日まで開催されていたシンガポール航空ショーで両社の幹部が話し合いの場をもったことが確認されているほか、バンブーエアウェイズのTrinh Van Quyet社長がBloombergの取材に対して2022年第2四半期に12機発注する予定であることを明らかにしています。
同社は、長距離路線の拡充のために同型機を導入する予定で、主にアメリカ路線に投入し、そのほかヨーロッパ路線・オーストラリア路線への投入を想定している模様です。なお2020年にも同型機の導入を検討していることが伝えられていましたが実現しておらず、今回は順調に取引が進むのか注目です。
またボーイングは、B777Xにおいて長らく新規顧客を獲得できていない状態が続いていることから、正式契約に至ればB777Xの開発チームにとって久しぶりの大きな収穫となります。Photo : Boeing