オーストラリアは、予定通り本日2022年2月21日より約2年振りに国境を再開しました。
オーストラリア政府が国境を再開するのは、704日振りとなり、当初はゼロコロナ政策を貫いていた政府は、この政策が不可能であるの判断から、コロナとの共存に舵を切り、本日から隔離期間無しで外国人観光客を含めた受け入れを再開します。なお隔離期間無しの条件は、ワクチンを2回接種している事となり、現時点では3回目のブースター接種は条件となっていまん。
G'day, tourists! The first flight to Sydney since Australia reopened its international border to travellers has just touched down ✈️ pic.twitter.com/6IzjTYyqEp
— Sunrise (@sunriseon7) February 20, 2022
本日には、56便の国際線が到着予定となっており、その第1便としてカンタス航空のロサンゼルスからのA380で運航している便がシドニーに到着しています。
"Today is a great day for everybody in the tourism industry and I think Australia as a whole"@Qantas boss Alan Joyce says the flying kangaroo is rapidly ramping up its services to cater for huge demand now that Australia's border has reopened to tourists. pic.twitter.com/9FRtYwLwZx
— Sunrise (@sunriseon7) February 20, 2022
この国境再開初日を迎えカンタス航空のAlan Joyce CEOは『今日は観光業界にとって素晴らしい日であり、オーストラリア全体にとっても素晴らしい日だと思います。オーストラリアの国境が観光客に再開された今、我々は膨大な需要に応えるため、急速にサービスを拡大していきます』と述べています。
当初日本よりも厳しい鎖国体制をとっていたオーストラリア政府ですが、コロナのデータを科学的に分析し、経済などへの影響を総合的に判断して開国に舵をきったことは、日本も参考にすべき点があるかもしれません。