ANAは、東京/成田~ホノルル線の専用機となるA380型機の投入を2022年7月まで延期しました。
これはCiriumが提供するスケジュールデータから明らかになったもので、これまで3月から始まる夏ダイヤにおいて同型機が登録されていましたが、これを削除し、現時点では2022年7月からの投入へと変更となっています。また反映データでは、2022年7月から週10便を同型機で運航する計画となっていますが、現状の日本の水際対策を考えると今後も延期となる可能性が十分考えられます。
新型コロナウイルスの影響を受け、未だにA380型機で正常運航できない状態が続いていますが、アフターコロナでは観光需要から回復していくとみられており、日本人の人気NO1の海外渡航先と言っても過言ではないハワイは、需要が溜まりに溜まっている状態とみられており、一気に運航便数も回復しホヌが活躍することも考えられます。
なお競合するハワイアン航空は、2022年第2四半期より日本路線を強化し、旅行環境が整い次第、ネットワーク・供給量を積極的に回復させる方針であることも明らかにしており、早く海外旅行が正常化に向かうことが期待されます。
Photo : Airbus
ANA、国際線の運航計画の変更を発表 2022年3月以降に成田~サンフランシスコ・シアトル線、羽田~ロンドン・フランクフルト線を増便