機材 海外LCC情報 航空ニュース

ティーウェイ航空、初のワイドボディ機となるA330-300型機を受領した事を発表

 ティーウェイ航空は、初のワイドボディ機となるA330-300型機を受領したと2022年2月25日に発表しました。

 同社が導入したA330の座席構成は、ビジネスクラス12席、エコノミークラス335席の2クラス計347席仕様となり、ビジネスクラスにおいては165度の傾斜が可能なライフラットシートを導入しています。なお韓国のLCCでベッド型の座席を投入するエアラインは同社が初めてとなります。


Photo : Tway Airlines

 3月末からはソウル/金浦~チェジュ線に投入予定となっており、その後はシドニー・ホノルル・クロアチア・シンガポール線などに投入するほか、貨物便として運航する事も検討されています。

 今回の受領により、同社の保有機材は、B737-800型機が27機、A330-300型機が1機の計28機体制となり、5月までにA330-300型機を2機導入する予定であることから、2022年前半には30機体制となります。

 また大韓航空によるアシアナ航空買収が条件付きで承認されたことを受け、一部長距離路線のスロットが開放される見込みであることから、今後他機種を含めた更なるワイドボディの導入を検討するものとみられており、今後の動向に注目が集まります。

ティーウェイ航空、A330-300型機を当初計画よりも増機することを検討 大韓&アシアナ合併によるスロットを獲得へ

大韓航空によるアシアナ航空の買収が白紙化の可能性も EUの審査において懸念材料

韓国公正取引委員会、大韓航空とアシアナ航空の統合を条件付で承認 一部スロットは返却へ