ロシアがウクライナに侵略戦争を行っていることの制裁の一環として、欧州各国政府がロシア機の飛行禁止措置を講じていますが、ドイツ・オランダ・フィンランドもこの制裁の準備に着手したことがわかりました。
既に各国全社の運航便がロシア上空から退避し、連絡を受けたとおもわれるタイミングから一斉に出発空港へ引き返すなどしています。この影響は、フランクフルト発羽田行きのLH716便やライプツィヒ発成田行きのアエロロジック便も受けており、ルフトハンザ便はロシア領空直前で引き返しを決めて、フランクフルトへ着陸しています。
Suomi valmistautuu ilmatilan sulkemiseen venäläiseltä lentoliikenteeltä. 🇫🇮🇺🇦
— Timo Harakka 🏳️🌈🇫🇮 (@TimoHarakka) February 26, 2022
今回ドイツのような大国もこの措置に加わったことから、この制裁は欧州各国へ更に波及するとみられ、今後多くの日本路線は運休となることが見込まれます。
なお代替ルートも検討しているとみられますが、一時的なブランクが生じることは避けられないとみられ、日本への物流などへの影響が懸念されます。