【内容をリリース時から更新しています】
ロシアがウクライナに侵略戦争を行っていることの制裁の一環として、欧州各国政府がロシア機の飛行禁止措置を講じる動きが広がっています。
これまでにイギリス・ポーランド・ブルガリア・チェコ・リトアニア・ルーマニア・エストニア・ラトビア・スロベニアがこの措置を講じており、新たに24時間以内にベルギー・デンマーク・アイルランド・ドイツ・オランダ・フィンランドがこの措置を実施または、実施に向けた手続きを開始しています。
またEU全体でロシア機のEU圏内の飛行禁止とする措置が、EUの会議において議題に上がっていることがわかっており、一部報道によれば本日中にも正式に発表される可能性があります。
【追記】ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長が正式表明しました。
これによりロシアはヨーロッパ圏内から締め出されるのと同時に、EUに対してロシアが同様の対抗措置を講じることが予想される事から、ヨーロッパと東アジア間の路線においては、EU加盟国エアラインの直行便の運航が極めて難しい状況に陥ることになります。既に禁止措置を講じている国の旅客・貨物の日本便に影響が出ていることから、当面混乱が続く事も予想されます。Photo : Ursula von der Leyen