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ウクライナ危機による欧米各社の日本路線への影響まとめ ルフトハンザ・KLM・フィンエアー・エールフランスなど

 ロシアがウクライナに侵略戦争を行っていることの制裁の一環として、EUがロシア機に対してEU圏内の飛行を禁止する措置を決定したことから、今後ロシアも同様の対抗措置を行うことが有力です。

 この影響を受け、ヨーロッパからロシア上空を飛行する日本路線は、影響を受けることが必至となり、各社対応を発表しており、そのまとめとなります。【随時更新】

【KLMオランダ航空】日本、韓国、中国発着の便を一時的に停止し、オランダ当局および国際機関の指示に従って、ロシア領空を回避するフライトプランを検討

【エールフランス航空】日本、韓国、中国発着の便を一時的に停止し、フランス当局および国際機関の指示に従って、ロシア領空を回避するフライトプランを検討
※参考 ソウル/仁川~パリ線の貨物便(AF6700)はカナダを経由してパリへ運航。

【ルフトハンザドイツ航空】今後1週間ロシアへのフライトを全てをキャンセル 日本路線でも欠航便が発生
※カーゴ便(LH8386)は、南回りで迂回するルートを採用して成田便の運航を継続します

【フィンエアー】3月6日まで、成田・関西・上海・広州へのすべての旅客および貨物便をキャンセル

【フェデックス】ロシア上空の飛行を回避 ※パリ発成田便(FX10)は南回りで迂回するルートを採用して運航を継続

Photo : @vonderleyen

【速報】EU、ロシア機のEU圏内の飛行禁止を決定 ヨーロッパからロシアを締め出し

EU、ロシアの航空会社への航空機・スペアパーツの販売を禁止へ アエロフロートロシア航空のA350型機も納入停止見込み

アンカレッジ空港、ウクライナ危機で複数の航空会社から問い合わせ ロシアの報復で今後日本~欧州路線が冷戦時代に逆戻りも