ボーイングとエチオピア航空は、新型貨物機となるB777XF(B777-8F)を5機購入する覚書をボーイングと締結したことを発表しました。
今回の覚書締結に伴いエチオピア航空のTewolde Gebremariam CEOは以下のように述べています。
『エチオピア航空は、アフリカにおける航空技術のリーダーシップの歴史とともに、長年のパートナーであるボーイングとこの覚書を締結し、B777XFのローンチカスタマーの仲間入りをすることができたことを嬉しく思います。当社のビジョン2035では、貨物・ロジスティクス事業を拡大し、全大陸で最大の複合一貫輸送のプロバイダーのひとつになることを計画しています。そのために、21世紀の最新技術、燃料効率、環境にやさしい航空機で、貨物専用機の保有数を増やしています。また、アフリカ最大の電子商取引ハブターミナルの建設にも着手しました』
同CEOは、旅客型においてもA350-1000またはB777Xのどちらかを導入する計画であることを明らかにしており、今回の覚書が旅客型においてどのような影響を与えるのか注目となります。Photo : Boeing