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シンガポール、ワクチン接種を条件に間もなく隔離検疫を全廃へ

 シンガポールは、観光客の受け入れを加速させるため、間もなく隔離検疫を全廃する方針です。

 これは同国のOng Ye Kung保健相が明らかにしたもので、2021年9月に導入し新型コロナウイルス低リスク国を対象に運用しているVTL制度から移行する時期が来たとしており、ワクチン接種を条件に全ての国を対象に旅行客を受け入れたいとしています。

 現時点で明確な受け入れ時期は明言していませんが、オミクロン株の感染がピークに達し、沈静化し始めた後を目標に設定しているとしています。既に感染はピークアウトし減少に転じていることから、今後全面的な旅行者の受け入れが再開されることが期待されます。

 なおトランジット客においては、検査の免除、トランジットエリア内での移動制限撤廃を進めており、徐々に本来のアジアのハブ空港の姿を戻しつつあるのが現状です。Photo : Marina Bay Sands

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