タイの公衆衛生省は、2022年7月1日から新型コロナウイルスの水際対策を撤廃する方針であることを発表しました。
タイ政府は、2022年末までにWHOの宣言を待たずして新型コロナウイスをエンデミックとして扱う方針を示していましたが、今後段階を経て、7月1日からコロナをエンデミックとして扱い、日常生活に戻る計画です。
これにより同日からは、現水際対策を完全に撤廃し、ワクチン接種の有無なども問わず隔離期間不要で通常入国が可能となり、市内でもマスクの着用は不要となり、完全に日常生活に戻ることになります。
また、コロナ軽症者の無料治療プログラムも3月16日から廃止され、通常の保険制度による治療に切り替わることになり、コロナをインフルエンザ同等に扱うことで、コロナとの共存を実現し経済の回復を急ぐことになります。
現在東南アジアを含め多くの国が水際対策の緩和をはかっており、今後日本側も入国者数の上限の引き上げなど、水際対策を緩和することで、航空需要も回復していくことが予想されます。