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エアインチョン、2023年にA330Fを導入へ その後はB777Fの導入も検討

 成田空港にも就航している韓国の貨物エアラインのエアインチョンは、2023年にA330Fを導入する計画であることがわかりました。

 同社は、コロナ禍による貨物需要の拡大により、昨年は過去最大となる555億ウォンの売上を上げを記録し、今後も事業の拡大を目指す考えです。

 まずは来月にB737Fを1機を追加導入して4機体制とし、2023年からはA330Fを導入し長距離貨物路線し進出する計画としています。また2027年までにB777Fを導入することも検討しているとしており、今後A330FとB777Fで長距離路線のネットワークを拡充する考えです。

 また自社貨物ターミナルを仁川空港で運営することも検討しているとしており、韓国唯一の貨物専用エアラインとして存在感を示そうとしています。

 なお現在韓国の航空業界においては、続々と貨物事業を強化する動きが加速しており、フライカンウォンもA330Fを導入する予定であるほか、チェジュ航空も貨物専用機を導入して事業を拡大しようとしています。Photo : Air Inchon

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