エバー航空は、保有するB777-300ERのうち3機を貨物専用機に転換する予定であることを明らかにしました。
この改修においては、現在イスラエル航空宇宙産業(IAI)が取り組んでいるB777-300ERを貨物機に改造する777-300ERSF(ビッグツイン)として導入する予定となります。
改修は2025年からを予定しており、費用は1機あたり4,000万ドルと見積もられており、現時点で導入予定時期は明らかにされていません。
新型コロナウイルスの影響により、安定した貨物事業を強化する動きが広がっているほか、大型機材を減らす傾向となっていることから、IAIのプロジェクトに興味を示すエアラインが増えており、昨年にはエミレーツ航空が正式に契約するなど徐々に受注数を伸ばしています。