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デルタ航空、B737MAX10を最大100機導入する契約をボーイングと締結か

 デルタ航空は、B737MAX10を最大100機導入する契約をボーイングと締結する可能性があり、早ければ4月にも発表される可能性があります。

 これはReutersが情報筋からの情報として報じたもので、現時点で最終決定には至っていないものの、順調に交渉が進めば最大100機という大型契約になる可能性があるとしています。

 昨年9月に同社のEd Bastian CEOは、B737MAXの導入についてボーイングと交渉中であることを明らかにしており、仮にデルタ航空が導入に至れば、アメリカの4大エアライン(アメリカン航空、デルタ航空、サウスウエスト航空、ユナイテッド航空)全てが同型機を導入する事になります。

 なお競合するエアバスのA321neoにおいては、現在も非常に多くのエアラインから好評を得ていますが、一方でその人気故に発注から受領まで相当な時間がかかることから、そのような点においても機材選定においては判断材料となるとみられています。参考までにカタール航空の情報によればA321neoの新規発注分は2028年以降の受領になるとしています。

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