中国東方航空は、昨日墜落したMU5735便と同型機種の全機の運航を停止します。
対象となるのはB737-800型機となり、同型機は日本を含めた世界中で5,000機以上が運用されているボーイングの短中距離路線の人気機種となります。既にボーイングも事故調査に協力することを表明しています。
現在中国東方航空は、同型機を102機保有していますが、これを全て運航停止とし、安全が確認されるまで運航を見合わせる考えです。
B737においては、B737MAXが墜落したことが記憶に新しいですが、B737-800型機とB737MAXは別物の機種と言ってもいいほど違いがあることから、この2機種による関連性は現時点で低いものと推測されます。また同型機は、運航開始以降既に多くの年月が経過していることから、設計上の機体の欠陥の可能性も低いと考えられます。
#UPDATE
The driver’s footage also shows the crash video of #ChinaEasternAirlines flight #MU5735 pic.twitter.com/V9Q3uhG9dA— Aviation Newsroom (@Aviation_NewsTW) March 21, 2022
しかしながら、MU5735便はほぼ垂直に落下したことが確認され、B737MAXの墜落時を彷彿させる面もあることから、今後慎重な事故調査が必要となりそうです。
なお中国東方航空は自社HP等を白黒にして哀悼の意を表しています。Photo : China Eastern Airlines
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