ロシアの中堅エアラインのウラル航空は、一部の従業員を一時解雇としました。
ロシアのウクライナ侵攻による制裁により、運航便数が大幅に減ったことから、今回のような措置が実行され、対象となった従業員の復帰目処もたっていません。
既にモスクワの玄関口であるシェレメチェボ国際空港の従業員も一時解雇となっており、今後航空関連業では大量の失職者が出る見込みとなっています。
またこのような状況が長期化した場合、経営状況の悪化により運営が困難になるケースも出てくることも予想されていますが、現時点でロシア政府は国営企業となるアエロフロートロシア航空以外を救済する考えはない模様です。
なお新千歳空港に乗り入れ、今後日本路線を拡大する計画であることが明らかにっていた同社ですが、コロナの影響、そして今回の制裁により、計画は白紙化されたとみられます。Photo : Ural Airlines