先日墜落した中国東方航空機のブラックボックスの残り一つとなるフライトデータレコーダー(FDR)が発見されたことがわかりました。
既にコックピットボイスレコーダー(CVR)は回収されており、今回FDRが見つかったことで、墜落までのパイロットの一連の操作や、当時のあらゆる状況が明らかになる可能性が高いことから、事故原因の究明に向け一歩前進した形となります。
なお今回発見されたFDRは、地中1.5mの場所から発見されており、墜落時の衝撃が凄まじいものであったことが容易に想像できます。また遺体の損傷が激しいことから、身元の特定が困難な状況とされていましたが、中国当局は、DNA鑑定により搭乗した132名の身元を確認すると共に死亡が確認されたことを発表しています。
現時点で機体の問題等は、明らかになっていませんが、今後再承認間近とみられていたB737MAXの承認に影響を与えるとみられています。Photo : 中国央视新闻客户端