エアベルギーは、A340-300型機の運航を終了したことがわかりました。
最終便となったのは、2022年3月25日に運航したポワンタピートル発ブリュッセル行きとなり、この運航をもって創業以来運航を続けていた同型機の運航を終了しています。なお後続機は、既に導入を進めているA330-900neoとなります。
同社は、2017年に元フィンエアーの機材となるA340-300型機を3機リースして事業を開始しましたが、当初想定よりも集客ができず路線の見直しなどを行っていましたが、そこにコロナが直撃し、当面は貨物事業を強化する方針に転換しています。なお一時は就航候補地として東京も予定されていましたが、この計画は白紙化されています。
Photo : Hongyuan Group
今年からは出資元となる中国の宏遠グループの支援に下にB747-8Fの運航も開始しており、ヨーロッパ~中国間の貨物需要の取り込みに注力しています。