2022年6月1日から日本へ初めて乗り入れる予定のITAエアウェイズは、東京/羽田~ローマ線においてロシア上空を迂回するルートで就航を予定していることがわかりました。
これはITAエアウェイズのFabio Lazzerini CEOが明らかにしたもので、羽田線は迂回ルートで就航する予定であるとし、心配されていた就航延期は避けられる見通しとなっています。ただ迂回ルートにより飛行時間が1~2時間程度長くとなるとし、この影響を受け航空運賃に影響を与える可能性があるとしています。
またロシアやウクライナへの路線が無いことから、現時点で自社に与える影響は少ないとし、むしろ夏の予約に関しては増加しておりコロナからの需要回復を予想しています。ただ今回の戦争は、すべての航空会社のコストと運賃に影響を与えることから、短期的に状況が変化し、戦争が早く終わることを願っているとしています。Photo : Airbus