ウクライナ情勢を受け、多くのエアラインがロシアへの定期便を運休する決定を下していますが、エミレーツ航空は今後も運航を継続する予定です。
エミレーツ航空は、ドバイ~モスクワ/ドモジェドヴォ線を1日2往復していますが、今後もこの路線を継続する意向を示しており、アラブ首長国連邦は、今回の戦争において中立的な立場をとっていることから、国営のエミレーツ航空も同様のスタンスで運航を行います。
この決定において同社のTim Clark CEOは『私たちのオーナーである国家が、ロシアへ飛ぶことを必要とする限り、私たちは運航を継続することになります。私たちは人道的な物資を積んでいますし、NGOがロシアを出入りしているほか、外交官もロシアに出入りしています。このような事情から、現在のウクライナ・ロシア戦争において政治的な立場をとることはありません』と述べています。Photo : Emirates