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ラタム航空のA320型機がノーズギアが90度曲がった状態で緊急着陸【動画】

 現地時間2022年3月29日、ラタム航空の運航するA320-200型機(CC-BAS)が緊急着陸するトラブルが発生しました。

 トラブルが発生したのは、コロンビアの国内線のメデジン発カルタヘナ行きLA4292となり、離陸直後ノーズギアの異常を確認したことから、出発空港のメデジンに引き返しました。

 同機は、旋回により燃料消費後に緊急着陸を行いましたが、ノーズギアが90度曲がった状態での着陸となり、滑走路接地後は火花を散らし、前輪が破損した状態で停止しました。

 なおこのトラブルにおいて怪我人等は発生しておらず、現地当局が事故調査を開始しています。

 このトラブルは、2005年に発生したジェットブルー292便のトラブルに酷似しており、この事故では離陸時に部品が破損したことによりエラーが発生し、その影響を受けBSCUシステムが前輪の角度を意図的に90度に固定(滑走路逸脱を防ぐため)したことから発生した事故となっています。

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