香港政府は、本日4月11日よりJALの香港国際空港への乗り入れを1週間禁止する措置とすることを発表しています。
これは4月9日にJALが運航した羽田発香港行(JL29)において、香港到着時に3名の新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたことから、規則に従い同便の乗り入れ禁止措置とします。
香港政府は、水際対策として1便あたり3名以上の感染者を確認した場合は、運航した航空会社に対して乗り入れを禁止する措置を行っており、今年1月にはANAも2週間の乗り入れ禁止となっています。なお現在この規則は4月から緩和されたことから、対象期間が1週間に短縮されています。
またターキッシュエアラインズも3名の陽性者が確認されたことから、4月10日から16日までの乗り入れが禁止されており、これまでにも世界中の主力エアラインがこの規則に抵触してしまっているのが現状で、今回の例を含め、香港の厳しすぎる水際対策には、国内エアラインを含め多くの会社が不満を募らせていることが指摘されています。Photo : Airbus