UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)は、自社向けの最後のB747-8Fを受領したことを発表しました。
最終機(N633UP)の受領により、同社が保有するB747シリーズは41機となり、アトラスエアに次ぐ世界第2位のB747のオペレーターの地位を維持しています。
Today, we took delivery of our final @BoeingAirplanes 747-8. Tail N633UP is our 28th @UPS 747-8. This #queenoftheskies will provide a critical link to #deliverwhatmatters for our customers around the world. ✈️🤎✈️ #aviation #avgeeks
📷 @Baqir_KPAE Thanks for tagging us. https://t.co/F6KCuNYbIQ
— UPS Airlines (@UPSAirlines) April 9, 2022
同型機の納入は、残すところアトラスエアのみとなっており、年内に発注済みの全機が納入され、長らく続いたB747の生産プログラムが終了する予定となっています。
今後貨物機市場においては、ボーイングとエアバスの争いが激しくなることが予想されており、大手貨物エアラインのフェデックスやカーゴルックスもA350Fの導入を検討するなどしており、貨物機市場で圧倒的な存在感を誇ったB747Fの生産終了により、B777FシリーズとA350Fの激しい競争が繰り広げられることになります。Photo : UPS