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UPS、自社向け最後のB747-8Fを受領

 UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)は、自社向けの最後のB747-8Fを受領したことを発表しました。

 最終機(N633UP)の受領により、同社が保有するB747シリーズは41機となり、アトラスエアに次ぐ世界第2位のB747のオペレーターの地位を維持しています。

 同型機の納入は、残すところアトラスエアのみとなっており、年内に発注済みの全機が納入され、長らく続いたB747の生産プログラムが終了する予定となっています。

 今後貨物機市場においては、ボーイングとエアバスの争いが激しくなることが予想されており、大手貨物エアラインのフェデックスカーゴルックスもA350Fの導入を検討するなどしており、貨物機市場で圧倒的な存在感を誇ったB747Fの生産終了により、B777FシリーズとA350Fの激しい競争が繰り広げられることになります。Photo : UPS

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