ルフトハンザグループのデジャー路線を担当しているユーロウイングスディスカバーは、フィンエアーのA330をウェットリースして今夏の需要に対応する計画です。
ドイツにおいては、アフターコロナの夏休み需要が見込まれており、その需要に対応するため自社機で対応できない需要をフィンエアーのA330をウェットリース(機材+フィンエアーの乗員による運航)することで対応します。
周知の通り、フィンエアーはロシア上空を飛行できなくなったことから、これまで展開していた日本をはじめとした極東からヘルシンキを経由しヨーロッパ各都市へ最短距離で移動するというビジネスモデルが継続できなくなっており、その影響を受け余剰機材が発生していることから、今回ユーロウイングスディスカバーと相互に利益を見出しこのような契約を行っています。
なお予定されている路線は、2022年5月15日以降にフランクフルトからタンパとラスベガスへのフライト、およびミュンヘンからラスベガスへのフライトとなり、今後アメリカ運輸省の承認を得ると正式に運航が決定する予定です。