シンガポール政府は、間もなく一日の入国者数の制限を撤廃する方針であることを明らかにしました。
同国は、これまで一日に入国できる人数の上限を設けていましたが、間もなくこの上限を撤廃する方針としており、これによりコロナ以前の状態に向けて前進することになります。
既にワクチン接種者に対しては、4月1日より陰性証明書の提出があれば隔離無しで入国できる状態となっていることから、入国者数の上限の撤廃により入国者数は更に伸びることが予想されます。
現在日本も徐々に入国制限が緩和されていますが、一日に入国できる人数が限られ、航空会社に対しても搭乗人数に制限を課していることから、まだまだ正常化にはほど遠い状態となります。既に外資エアラインにおいては、日本路線の再開が難しいことから、他国への新路線を開設するような動きも出始めており、日本も今後の方針を明確に示すような時期がきているように筆者は考えます。