シンガポール政府は、ワクチンの完全接種を条件に2022年4月26日より入国前のPCR検査&陰性証明書の提出を不要とすることを発表しました。
この水際対策の緩和により、ワクチンを接種していれば、一切の検査を受ける必要がなくなり、費用負担が減るほか、既に隔離は解除されていることから通常入国できるようになります。
同政府は、コロナとの共存に大きく舵をきり経済の回復を急ぐ方針を示しており、この政策決定に伴いシンガポールはアジアでもいち早く航空需要が急速に回復に向かうものとみられます。
なお日本からのシンガポール旅行においては、日本政府が入国条件としている入国前のPCR検査と陰性証明書が引き続き必要となり、現状ではこの帰国時の検査等が利用者にとってハードルとなります。Photo : Changi Airport