ITAエアウェイズは、東京/羽田~ローマ線にA350-900型機を投入する計画であることを明らかにしました。
同社は、6月にA350型機の初号機を受領する予定となっており、現在同機は塗装を施した姿となってから初めての試験飛行をトゥールーズで終えたことが公表されています。
🛫 Allaccia le cinture: il nostro @Airbus A350 è pronto a volare!
E tu?🛫 Fasten your seat belts! Our @Airbus A350 is ready for take off! Are you? #ITAAirways #Airbus #A350 pic.twitter.com/3LfYDQN6tf
— ITA Airways Risponde (@ITAAirways) April 21, 2022
また投入路線も正式に発表され、ローマ~ロサンゼルス、ブエノスアイレス、サンパウロ、羽田線に投入予定としており、現時点で初号機はブエノスアイレス線に投入される予定です。なおこれら路線の投入スケジュールの詳細は発表されていません。
同社は今後計8機の同型機を受領予定ですが、これら機材の一部は、海南航空グループに向けに製造され、納入されず保管されていた機体であることがわかっており、既に製造を終えていることから、早い段階で2号機以降もデリバリーされ、その後上記路線に投入されることが想定されます。
また羽田線においては、就航当初はA330型機での運航が予定されていますが、今後ロシア上空を回避して運航するため飛行時間が長くなることから、燃費性能の優れるA350型機が優先的に投入される可能性もあります。Photo : Airbus