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ブリティッシュエアウェイズ、2022年8月以降はA380の運航便数がパンデミック以前の水準を超える予定

 ブリティッシュエアウェイズは、2022年8月以降はA380の運航便数がパンデミック以前の水準を超える予定です。

 航空データを扱うciriumによると、2022年8月は495便の運航を予定しており、これは2019年8月と比べると7%増加しています。また同社の単月の同型機の最大の運航便数は、2016年7月の532便となりますが、現時点の計画では2022年11月以降はそれ以上の運航便数を計画しています。

 このように運航便数が拡大している原因は、コロナから順調に航空需要が回復していること、B747型機が全機退役したこと、世界屈指の混雑空港であるヒースロー空港をハブとしていることなどが影響しています。

 なお同社は、ヒースロー空港からシカゴ・ダラス・ドバイ・ヨハネスブルグ・ロサンゼルス・マイアミ・サンフランシスコ・ワシントン線に同型機を投入する予定です。

 既報の通り、同社は2021年8月に、ルフトハンザテクニックとの間で保有する12機のA380のメンテナンス契約を2027年8月まで延長する契約を交わしており、今後もA380を主力機種として扱っていく予定となっています。つい最近ではルフトハンザドイツ航空がA380を退役させる方針であることを明らかにし、世界的にA380の退役が進んでいますが、ブリティッシュエアウェイズは今後も同型機を運用し続ける数少ないエアラインとなります。Photo : Airbus

退役が加速している巨人機A380の今後の各社の取扱いまとめ【2022年4月3日更新】

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