ルフトハンザドイツ航空は、開発が遅延し受領が遅れるB777Xの代替機として、A350-1000型機を導入することを検討していることがわかりました。
これは現地紙が報じたもので、カタール航空向けに製造され、塗装問題を理由にカタール航空が受領を拒否している3機をルフトハンザドイツ航空が導入することを検討している模様です。既にエアバスと話し合いの場をもっているとされており、今後話がまとまる可能性があります。
Photo : Airbus
先日の決算発表においてルフトハンザドイツ航空は、B777Xの受領遅延により代替機が必要になるとの見方を示しており、このほかにもアエロフロート航空向けに製造され、納入が不可能となったA350-900型機の導入も検討しているとみられており、今後格安で新機材を導入する可能性が高まっています。
コロナ禍以降ルフトハンザグループは、コロナの影響を受けキャンセルされた機材などを積極的に導入しており、これまでにB787とA350の追加取得を決定しています。
ルフトハンザ、ロシアへの制裁で生じたロシア向けの余剰機材を格安で導入する事に期待 A350・A320neo・B777Fが候補