エバー航空は、ボーイングへB777Fを1機追加発注したことを発表しました。
今回の発注は、貨物市場の着実な成長を見据えたものとしており、発注機の受領は2023年後半を予定しています。また同社は、2025年から3機のB777-300ERを貨物機に改造する契約をイスラエル航空宇宙産業(IAI)と契約を結んでおり、最終的にB777Fは12機体制となる予定です。
Photo : EVA
今回の発注に際し、エバー航空社長は「貨物機容量の適度な増加を実現し、リスク許容度を高めるため、エバー航空は常に旅客・貨物市場の需要を評価し、機材構成の見直しを行い、最も競争力のある戦略計画を立てています」と述べています。
またB777Fは、B777-300ERと同じエンジンを搭載していることから、乗員の効率的なが訓練可能となっており、エバー航空全体の業務効率を向上させることができるとしています。