新型コロナウイルスの影響を受け運休となっている東京/羽田~ソウル/金浦線の再開に向けて、両空港がテレビ会議を2022年5月13日に実施しました。
既報の通り、韓国側は、各社に週2便の運航権を与え今後の感染状況次第で増便が可能とする内容の通知を行ったことがわかっており、日本側が認可すると早ければ6月にも再開される見通しです。
今回この路線の早期再開に向け、羽田空港を運営する日本空港ビルデングの鈴木久泰副社長と韓国空港公社のユンヒョンジュン社長がテレビ会議を行い、円滑に路線再開が進むよう協力することを相互確認し、韓国側の日本政府の路線再開の認可を求めた要請に対し鈴木副社長は『当路線の再開を最優先課題と考え、路線再開のために積極的に努力する』と答えています。
またユン社長は「韓国日本間の代表路線である金浦・羽田路線の再開は停滞した韓日関係復元の序幕を知らせることでその意味が大きい」としており、ユン・ソンニョル新大統領が進める関係回復に向けて日本側が応えるものと推測されています。
日韓関係が悪いながらもコロナ以前までは、週168便、年間205万人が利用していた路線が再開することで、国際線の正常化へ向けて一歩前進することになりそうです。