2022年後半にも運航を開始する予定のアラスカの新LCCとなるノーザンパシフィック航空は、現地時間2022年5月17日にアメリカ運輸省(DOT)に国際線の運航申請を提出しました。
同社は、DOTへの申請において、アメリカとオープンスカイ協定を締結しているすべての国へ運航する権限を含め、人、貨物、郵便物の輸送する定期国際線を運航する認可を申請しています。この申請は、国際線の運航開始に向けた重要なステップの一つとなり、今後この認可を取得後に予定している日本・韓国路線を申請する手順となります。
Photo : Northern Pacific
同社は、アラスカのアンカレッジを拠点としてアジア主要都市とアメリカ主要都市への運航を予定しており、今後東京/成田・大阪/関西・名古屋/中部・ソウル/仁川線の開設を予定し、乗り継ぎ需要を獲得する考えです。
同社のRob McKinney CEOは、アンカレッジで入国審査を行う事で時間短縮につながりトータルの所要時間では直行便と大差がないとしてこのビジネスモデルに自信を示しており、今後このビジネスモデルが成立するのかも注目されています。