タイエアアジアXは、2022年5月17日に提出した再生計画案が5月18日にタイ中央破産裁判所に受理され、再生手続開始の準備を開始したことを発表しました。
同社は、運航を継続しながら再建を図る計画としており、6月から開設予定の東京/成田・ソウル/仁川~バンコク/スワンナプーム線の計画に変更がないほか、その他路線の予約分は維持され、影響が及ばないとしています。
今回の破産法の適用の申請は、同社の管理プロセスを見直し、負債を再構築することで、効率性を高め、新型コロナウイルスを乗り越え、将来の強固な成長への足がかりとすることにあるとしています。
Photo : Airbus
今回の破産手続きの申請に伴い同社のPatima Jeerapaet CEOは『タイエアアジアXは、観光業が回復し、国際線が再開する適切な時期に再建に入りました。このプロセスにおいて、お客様に対するサービスやフライトプランに影響がないことを保証します。タイエアアジアXにはさらなる拡大計画があり、需要に応じてフライトの頻度や新しい路線を追加していく予定です』と述べています。
タイエアアジアXの破産により、コロナ関連で破産した同国のエアラインは、タイ国際航空、ノックエアに続き3社目となり、自主廃業したノックスクートを含めると4社となります。
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