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ルフトハンザドイツ航空、導入予定のB787-9型機の初号機の姿を公開

 ルフトハンザドイツ航空は、導入予定のB787-9型機の初号機の姿を公開しました。

 公開されたのは、D-ABPA「ベルリン」となり、今年2月にチャールストンのボーイングの施設で初めて姿が確認されていましたが、今回公式に塗装を終えた同機の最新の姿が公開されています。


Photo : Lufthansa

 同社は昨年からB787型機の運用開始を予定していましたが、品質問題により同型機の納入が停止されたことを受け、未だに受領できていない状態となっています。

 しかしながらルフトハンザグループは同型機の導入予定機数を年々増やしており、2019年に20機を発注しましたが、2021年に5機、そして今月に7機追加導入することを発表しており、トータルで32機のB787-9型機を導入する計画へ変更しています。なおこれらの発注機の一部は、グループ会社のオーストリア航空またはスイスインターナショナル航空が導入するものと考えられています。

 なお2021年以降の追加導入機は、全て他社向けに製造されキャンセルされた機体となり、ディスカウント価格で導入に至ったのが通説となります。

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