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エアドゥとソラシドエア、2022年10月3日に共同持株会社となるリージョナルプラスウイングスを設立

 エアドゥとソラシドエアは、2021年5月31日に両社の間で締結した「基本合意書」に基づき、2022年5月下旬に開催した各社の取締役会において、「共同持株会社設立に係る契約書」を両社間で締結することを決議し、本日締結したと発表しました。

 設立の背景は、新型コロナウイルスの影響により両社の毀損した財務基盤を早期に回復させ再生復活を果たし、また新たな事業環境を生き抜いて、利用者への一層の付加価値提供および持続的な成長を果たす上では、共同持株会社の設立を通じて、両社が有する経営資源(人財・技術・施設等)を効率的に活用し、スケールメリットを最大限発揮させることが最良な選択であるとの結論のもと、契約締結に至ったとしています。

 新たに設立する共同持株会社名は、株式会社リージョナルプラスウイングスとなり2022年10月3日の設立を予定し、共同株式移転により共同持株会社を設立し、両社は共同持株会社の傘下に入ります。株式移転により設立される共同持株会社が、両社の株式を100%保有する方式を予定しており、両社の株主はすべて共同持株会社の株主となります。

 また両社は、共同持株会社設立後も、「北海道の翼」「九州・沖縄の翼」として、それぞれが航空運送事業許可および固有のブランドを有する地域に根差した航空会社として、引き続き地域社会とともに持続的な発展を目指すとしています。

 そして可能な限りの業務共通化や知見共有等によるさらなる費用削減と、新たな価値を共創することによる収益拡大に向けた取り組みの推進を目指し、共同持株会社を通じた新たな組織体制の構築による経営基盤の一層の強化と、地方路線の安定した航空ネットワークの堅持により、利用者への一層の付加価値の提供および持続的な成長を目指す考えです。Photo : AIR DO

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