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カンタス航空の退役したA380型機の解体が始まる

 カンタス航空が退役させたA380型機の解体が始まったことが確認されています。

 カンタス航空は、当初保有する12機全ての復帰を予定していましたが、計画を変更して2機を退役させ残る10機を今後も運用する方針に変更しています。

 今回カリフォルニア州モハベ砂漠にあるビクタービルで解体が確認されたのは、2001年にカンタス航空に引き渡され、オーストラリアの航空業界のパイオニアに敬意を表して「Charles Kingsford Smith」と名付けられたVH-OQFとなり、今後他機向けのスペアパーツが回収させる予定となっています。

 現在同社は、4機のA380型機を運航ラインに復帰させており、需要も順調に回復していることから、予定通り残る6機を復帰させる方針としています。Photo : @speedbird020

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