カンタス航空は、近く機内でのマスク着用義務を廃止する見込みです。
現在カンタス航空グループは、国際線においてマスクの着用を義務化していますが、今後一部の国際線ではこれを見直す方針を明らかにしており、目的地別にマスクの着用規定を定めるものとみられます。
既にアメリカやヨーロッパの一部エアラインは、マスクの着用義務を廃止しており、徐々にコロナ禍以前の旅行形態に戻ろうとしています。なお航空機内においては、周知の通り換気性能が優れていることから、感染リスクは低いことが多くの研究で明らかにされています。
日本においては、公共交通機関においてマスクを着用しないことは想像し難い状況ですが、今後観光客を受け入れるにあたり、世界と足並みを揃える必要があることから、お願いベースで半義務化されている状況を考えると、混乱を避けるためにも科学的根拠に基づいたマスクの着用方法を検討する必要がありそうです。Photo : Qantas