香港の新LCCのグレーターベイ航空は、2022年7月23日より初の定期便として香港~バンコク/スワンナプーム線に就航します。
香港においては、現在も厳しい水際対策が設けられており、エアラインにとってはこれが大きな障害となっています。このような状況下において同社のAlgernon Yau Ying-wah CEOは『来月には運航を開始しなければなりません。あまり長くは待てません。我々は利益を確保できないかもしれませんが、航空機を飛ばし我々がコミットしていることを示す必要があります』として定期便の運航を開始することを決定しています。
また今後の路線計画においては、クアラルンプール、日本、韓国など香港人に人気のある都市に就航し、その後中国本土の路線を開設する予定としています。
なお当初は、2022年に7機体制とする計画でしたがこれを変更して3機体制とし、状況が改善された場合にのみ1機~2機を増機する予定であるとしています。
同社は予てから日本路線を重点的に開設する予定であることから、今後水際対策が緩和された際には多くの日本路線の就航が期待されています。また香港エクスプレスと競合することことから、今後激しい競争が予想されており、チケット価格などにおいては、利用者にとって安価なチケットを手にできるチャンスが増えそうです。Photo : GBA
グレーターベイ航空、日本13都市(東京・関西・那覇・福岡・新千歳・中部・鹿児島・石垣・高松・広島・長崎・岡山・米子)への運航申請を香港当局へ提出