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ルフトハンザドイツ航空、需要の急回復で人材が不足が深刻 繁忙期に3,100便の欠航を決定

 ルフトハンザドイツ航空は、運航を予定していた計3,100便の運航をキャンセルすると発表しました。

 この欠航は、新型コロナウイルスの影響により大幅に人員削減したものの、現在航空需要が急回復していることから、その需要に対し人材が不足している状況によるものとなります。なお現在のところ欠航の対象となるのは、欧州内路線となります。

 日本よりも先行してコロナとの共存を図り、需要が回復している欧米などにおいては、現在航空業の人材不足が深刻化しており、今後この流れは日本においても起こる可能性があります。

 またヨーロッパのエアラインにおいては、急激なインフレにより、賃上げを求めてストライキを行う動きも多々あり、今後多くの運航便に影響が出て混乱が出ることが危惧されています。Photo:Lufthansa

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