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孤立しているように感じるロシア、実際には海外30社がロシア線の運航を継続

 ロシアのウクライナ侵攻以降、西側諸国の制裁によりロシアは世界から孤立したように見られていますが、実際には現在も海外30社が運航を継続しています。

 今月においては、約3,500便の外資エアラインの国際線の運航があり、欧州主要国からの運航便は失ったものの、一定の国際線の運航があり、実際には孤立しているとは言い難い状況で、以下のエアラインがロシアへの運航を継続しています。

【乗り入れエアライン】
中国国際航空、四川航空、エミレーツ航空、カタール航空、ターキッシュエアラインズ、フライドバイ、エアアラビア、エティハド航空、エルアル航空、ウズベキスタン航空、ガルフエア、エアセルビア、べラビア、アビアトラフィックカンパニー、イラク航空、ペガサス航空、サモンエア、アルメニアエアカンパニー、カザクエア、ヌーベルエアチュニジア、アゼルバイジャンハバヨラリー、キュアノット・シャーク航空、マーハーン航空、トルクメニスタン航空、コンビアサ、アルジェリア航空、アリアナアフガン航空、フンヌエア、ロイヤルヨルダン航空

 依然としてロシア関連の航空業界に与える影響は大きく、日本においては欧州便の航路の問題などについても、影響が長期に及ぶことが予想されます。Photo : Sheremetyevo International Airport

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