エティハド航空は、新型コロナウイルスの影響を受け長期保管しているA380型機を、退役方針から一転して運用再開をする模様であることがわかりました。
これはAviation UAEが報じたもので、2022年12月にアブダビ~ロンドン/ヒースロー線に投入することを前提に再稼働に向けて準備を進めているとしており、以前の退役方針から一転して運用を継続することになります。
昨年12月に同社のTony Douglas CEOは一定の市場条件が満たされた場合に限り、A380がエティハドブランドで再び飛行する可能性があるとし、「経済的にうまくいけば、A380は復帰します。旅行者やお客様は、ファーストクラス、レジデンス、ビジネスクラス、エコノミークラスを提供した私たちのやり方を気に入ってくれています」とコメントし、可能性が低いながらもA380の再運用することについて、選択肢として排除しない考えを示していました。
今回の動きは、航空需要の急回復が背景あるとみられており、エティハド航空以外にもルフトハンザドイツ航空が近くA380の再運用を決定する可能性があることがわかっています。